後期研修医からの
メッセージ
山本先生
初めまして。
2年間の初期臨床研修を終えて令和6年度に消化器内科に入局いたしました、山本瀬里と申します。
私は学生時代より漠然と内科医を志しておりましたが、初期研修の間に消化器内科をローテートした際に治療の幅広さやかっこよさ、そして医局のエネルギッシュで暖かい雰囲気に惹かれて、消化器内科の道を進むことに決めました。
現在は主治医として入院患者の皆さまの診療に当たらせていただきながら、当院の上下部内視鏡検査や腹部超音波検査、検診施設での上部内視鏡検査を担当しております。もちろん最初から1人で全てを担うことはなく、上級医と一緒に検査に入ったり、撮影した内視鏡写真を確認していただいたりと、サポート体制が整った中で研鑽を積むことができていると感じています。ESDやRFA、ERCPなどの専門治療においても御指導をいただきながら治療に携わっておりますが、早く先輩方のような鮮やかな手技ができるようになりたいと日々刺激を受けています。
私は診療科選択においてはあまり悩まずに決めました。というのももともとは自分に自信を持てないタイプだったのですが、内視鏡という武器を自分に持っていたいと思ったことが大きかったです。また女性であり今後ライフイベントがいつあるか分からないことも不安要素の1つではありましたが、先輩の女性医師がバリバリ飛躍されている姿や男女関係なく受け入れてくれる医局の雰囲気の良さを感じ、内視鏡や超音波がいつか自分の武器になってくれると信じてこの決断に至りました。
時には自分の至らなさに落ち込むこともありますが、消化器内科に進んだことに後悔したことはございません。患者さまに寄り添う医師になれるよう、先輩方のお力を借りながらにはなりますが精進してまいります。
初期研修医の皆さま、学生の皆さま、我々の仲間となってくれるのを心待ちにしております。


武田先生
令和6年度から入局させていただいた3年目の武田健二郎と申します。
振り返ると自分は優柔不断な面があって、11月まで科を決められませんでした。もともと小児科に憧れて医学部に入って、研修医になる頃には外科が第1希望になって、ほぼ循環器内科に決めかけていた中、最後に消化器内科に滑り込みました。研修中もローテートする科ごとに興味を持って目移りしていました。そんな様々な科を本気で考えた自分だからこそ消化器内科を選んで良かったと確信しています。
消化器内科の良さはたくさんありますが、今回はその1つとして選択肢の広さについてお話させてください。
まず消化管、肝臓、胆膵と3領域存在し非常に多くの疾患をカバーしています。そしてその中から自分の専門分野をスペシャリストとして極めることも出来ますし、全てを網羅しジェネラリストとして広く診療することも出来ます。また内視鏡も選択肢の幅を広げてくれる強力な武器だと考えています。大学のような大きな病院から地方の小さな病院まで内視鏡は普及していて、ESDやERCPを突き詰めることも出来る一方で健診の胃カメラや大腸カメラをすることも出来ます。本当に多様な診療形態に対応していると思います。
自分は今は内視鏡を極めたいと考えてはいますが、様々な経験を積むなかで色々な選択肢が広がっているのは優柔不断な自分にとって最良な科だと思っています。
優柔不断な方もとことん突き詰めたい方もオススメ出来る科ですので是非消化器内科をご一考ください。フレンドリーでバイタリティ溢れる先輩方が優しく指導してくれます。皆さまと一緒に診療出来る日を心待ちにしています。