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JDDW2025参加報告

  • 執筆者の写真: 山梨大学医学部消化器内科
    山梨大学医学部消化器内科
  • 11月13日
  • 読了時間: 3分

2025年10月30日〜11月2日にかけて、神戸にて Japanese Digestive Disease Week(JDDW)2025 が開催されました。

JDDWは、消化器内科領域では国内最大規模の学術集会の一つであり、毎年国内外から多数の専門家が集結する場です。今年も最先端の診断・治療技術、基礎研究、国際共同研究など、幅広いトピックが取り上げられ、非常に活気のある会となりました。

JDDW 2025
JDDW 2025

本学消化器内科からも多数の演題発表を行い、多くの先生方が各セッションに積極的に参加いたしました。ここでは、その一部をご紹介いたします。


■ 医局メンバーの発表一覧

10月30日(木)

🔹 IBD診療における病診連携の検討(消P-101) 

久野 徹 先生

地域における病診連携の現状と課題を明らかにし、IBD診療における効率的で継続的な医療提供体制の在り方について検討した内容で、多くの参加者が関心を寄せていました。


10月31日(金)

🔹 膵癌早期診断における SPACE + 膵液CEA測定の有用性(消P-179) 

奥脇 徹也 先生

膵癌の早期発見を目指した診断手法の精度向上についての発表で、SPACEと膵液CEA測定を組み合わせることで、より早期の診断につながる可能性が示されました。


🔹 HCVマイクロ・エリミネーションへの挑戦 〜山梨県における取り組み〜(PD13-4) 

前川 伸哉 先生

山梨県におけるウイルス性肝炎対策の現状と成果を報告。地域医療連携の重要性や、ウイルス排除に向けた実践的取り組みについて、多くの示唆が得られる内容でした。


11月1日(土)

🔹 膵管アプローチ時に発症する ERCP後膵炎の機序解明(内P-240) 

山下 洸司 先生

ERCP後膵炎の発症機序について新たな視点を提示し、安全な膵管アプローチに向けた重要な知見を共有されました。


🔹 偶発症を軽減する安全な EUS-HGS の工夫(内P-218) 

倉富 夏彦 先生

EUS-HGSにおける安全性向上のための技術的工夫を詳細に解説し、臨床現場での安全性向上に寄与する内容として注目を集めました。


■ 土屋淳紀教授の活躍

本年度も、土屋淳紀教授は複数のセッションで登壇し、発言や司会進行を務められました。

ヨーロッパ消化器病学会との合同シンポジウムにて
ヨーロッパ消化器病学会との合同シンポジウムにて

10月30日(木)

🔸 PD3:肝硬変の合併症への挑戦

セッション最後に特別発言を行い、肝硬変診療の最新知見や今後の課題について総括されました。

10月31日(金)

🔸 女性医師・研究者プログラム「学会における年代別キャリアプランを探る」

ご自身のこれまでのキャリアを振り返りながら、女性医師・若手研究者が学会活動を通じて成長していくためのポイントや課題について講演され、多くの参加者から共感と反響を得ました。

11月1日(土)

🔸 UEG(欧州消化器病学会)× JDDW 国際合同シンポジウム【Strategic International Session 4】Stem cell biology and regenerative medicine in digestive disease

一番右が土屋淳紀教授
一番右が土屋淳紀教授

この国際的な共同シンポジウムにおいて、土屋教授は司会および演者として登壇。再生医療と幹細胞生物学が消化器疾患にどのように応用されるかという最先端のテーマにおいて、国内外の研究者と議論を深められました。


■ 学会を通して得られたもの

今回のJDDW2025では、最新の研究成果や新しい技術に触れるだけでなく、他施設の専門家との意見交換や若手医師の学びの場としても非常に充実した4日間となりました。

また、当科メンバーが多数のセッションに参加し、積極的に発表することで、山梨大学消化器内科としての存在感を強く示すことができました。先生方の研究活動が臨床の質向上にも直結しており、日々の診療に還元できる多くのヒントを得ることができました。

ハンズオンにも参加
ハンズオンにも参加

■ 今後に向けて

今後も山梨大学消化器内科は、「臨床」「研究」「教育」の三本柱を大切にし、地域医療と消化器病学の発展に貢献する医局であり続けることを目指してまいります。

ご発表された先生方、本当にお疲れ様でした。そして、今後もより良い医療と学術成果を発信していけるよう、医局一丸となって取り組んでまいります。

山梨大学医学部消化器内科

山梨大学医学部
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