消化器病学会・内視鏡学会 甲信越地方会が開催されました
- 山梨大学医学部消化器内科
- 5月19日
- 読了時間: 2分
2025年5月17日(土)・18日(日)の2日間にわたり、
山梨県中巨摩郡昭和町のアピオ甲府にて、
第76回 日本消化器病学会甲信越支部例会
第98回 日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会
が開催されました。

今回の学会では、当科出身である中山康弘先生が消化器病学会、深澤光晴先生が内視鏡学会のそれぞれの会長を務められました。山梨県内のみならず、長野県や新潟県からも多数の先生方が来場され、最新の研究成果や稀少症例に関する発表を通じて、非常に活発な意見交換が行われました。
また、本例会は、当科教授・土屋淳紀先生が甲信越支部長に就任されて初めての開催でもあり、学術的にも組織的にも新たな一歩を踏み出す、節目となる大会となりました。
当院からも、研修医、専攻医、スタッフ医師と多くの医局員が参加・発表を行い、各セッションでは活発な質疑応答が交わされ、大変有意義な学会となりました。特に、研修医にとっては初めての学会発表となる先生が多く、緊張の中でも堂々としたプレゼンテーションと質疑応答をやり遂げる姿に、日頃の努力と成長を感じることができました。


さらに、各種セミナーも非常に充実しており、
ランチョンセミナーでは、
武蔵野赤十字病院の 土谷薫先生
東京科学大学の 清水實路先生
をお招きし、最新の知見に基づいたご講演を拝聴しました。
また、イブニングセミナーでは、
当科の 佐藤光明先生
東京大学の 堤武也先生
によるご講演が行われ、会場は多数の参加者で賑わい、非常に活発で実践的な学びの場となりました。
地方会とはいえ、内容は非常に濃密で、日々の診療に直結する内容や臨床に役立つ知見が数多く発表されました。加えて、地域医療の第一線で活躍される先生方のご発表からは多くの刺激と学びをいただき、参加者にとって非常に実りある学会となりました。
最後になりますが、本学会の開催にあたりご尽力いただいた関係各位の皆さまに、心より御礼申し上げます。
今後も、地域医療の発展と若手医師の育成に貢献できるよう、医局一同より一層精進してまいります。