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第51回日本急性肝不全研究会に参加しました

  • 執筆者の写真: 山梨大学医学部消化器内科
    山梨大学医学部消化器内科
  • 6月4日
  • 読了時間: 2分

2025年6月4日(水)、東京・紀尾井カンファレンスにて「第51回日本急性肝不全研究会」が開催されました。

この研究会は、明日から開催される日本肝臓学会総会の前日に、急性肝不全や関連疾患に関する最新の研究成果や珍しい症例を共有する場として、全国から多くの医師や研究者が集う貴重な機会となっています。


山梨大学からの発表

山梨大学消化器内科からは、

大澤玲於奈先生が一般口演「肝不全に関する示唆に富む症例報告」にて、「E型肝炎ウイルス感染を契機にバセドウ病を発症した1例」を発表しました。珍しい症例に、会場では活発なディスカッションが行われました。

また、午後のコーヒーブレイクセミナーでは、土屋淳紀教授が「肝硬変におけるイベント抑制の重要性」について講演しました。肝硬変診療ガイドライン委員長となった土屋教授の、肝硬変病態の全体を俯瞰するような内容から始まり、ひとつひとつの病態に基礎的な内容まで踏み込み、多くの参加者が熱心に聴講していました。

今回日本急性肝不全研究会で発表した大澤先生と土屋教授
今回日本急性肝不全研究会で発表した大澤先生と土屋教授

その他にも、近年非常に注目されている免疫チェックポイント阻害剤による肝障害の実態や病理学的所見についての講演や、急性肝不全・ACLFに対する国内外の肝移植の現状や課題についてなど、非常に多彩な内容でした。


今回の知見を日々の診療に生かしていくとともに、今後も山梨大学消化器内科から積極的に、多くの発表・報告をしていきたいと思います。

山梨大学医学部消化器内科

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​消化器内科

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