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第61回日本肝臓学会総会が開催、山梨大学消化器内科からも多くの発表を行いました

  • 執筆者の写真: 山梨大学医学部消化器内科
    山梨大学医学部消化器内科
  • 6月9日
  • 読了時間: 2分

2025年6月5日(木)〜6日(金)に、ホテルニューオータニ(東京)で開催された第61回日本肝臓学会総会において、山梨大学消化器内科から多数の演題発表を行いました。


全国から肝臓疾患を専門とする医師・研究者が集い、活発な意見交換と最新知見の共有がなされ、大変有意義な2日間となりました。

第61回 日本肝臓学会総会
第61回 日本肝臓学会総会
ホテルニューオータニの日本庭園、とても広かったです
ホテルニューオータニの日本庭園、とても広かったです

今回、当教室からは以下の演題を発表いたしました。


◆ 鈴木 雄一朗 先生

シンポジウム4:MASLD treatment;current status and future direction演題名:Significance of ALT normalization in MASLD patients

→ MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)患者における、ALT正常化、改善する症例の特徴について検討を行いました。


◆ 村岡 優 先生

ワークショップ4:肝疾患におけるビッグデータ研究およびAIの活用演題名:公開データベース情報を利用したHCCのメチル化特異的PCRの構築について

→ 公開データベースを活用し、肝細胞癌(HCC)の新たな診断アプローチとしてメチル化特異的PCRの有用性を検討しました。


◆ 大澤 玲於奈 先生

シンポジウム5:実臨床における肝硬変診療ガイドラインの妥当性検証演題名:不顕性肝性脳症のリスク評価について

→ 肝硬変患者における不顕性肝性脳症のリスク因子について、臨床現場に即した観点から評価・解析を行いました。


◆ 前川 伸哉 先生

ミニオーラル6:脂肪性肝疾患演題名:MASLDにおける高齢化に関連する,肝硬度・サルコペニア関連因子を含めた臨床因子の検討

→ 高齢化が進むMASLD患者において、肝硬度やサルコペニアとの関連を中心に多角的な臨床評価を行いました。

また、6月8日(土)には、土屋 淳紀 教授教育講演会にて講師を務められ、肝疾患診療とくに肝硬変領域における最新の知識と実地経験に基づく貴重なご講演をいただきました。


今回の学会を通じて、当教室の研究成果を広く発信するとともに、他施設の先生方との交流も深めることができました。今後も患者さんの診療に還元できるよう、基礎・臨床研究の両面でさらなる研鑽を重ねてまいります。


引き続き、山梨大学消化器内科の活動にご注目いただければ幸いです。

山梨大学医学部消化器内科

山梨大学医学部
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